取引先から訴訟を提起された。どのように対応すべきか。
取引先とのトラブルは極力避けたいものですが、時に、契約内容の行き違いや、債務不履行などを理由にトラブルになることもやむを得ないことかもしれません。
通常、取引先との関係では、いきなり訴訟になることは考え難く、事前に当該トラブルの内容について、話し合いや協議があり、それでもまとまらなかった場合に内容証明郵便が届くなどし、挙句の果てに訴訟になることが多いものと思われます。
このような段階を踏まえて訴訟に至っていることを思うと、訴訟の中で、双方の言い分を主張立証し、後は中立公平な裁判官のリードに委ねるのが適切だと思います。ただし、会社としての言い分はしっかりと伝え、提出すべき資料もしっかりと整理して提出すべきです。
当該トラブルの内容が法的にどのような意味を持ち、会社としてどういう言い分なのかを明らかにし、その言い分の意味を弁護士に助言してもらい、訴訟を有利に進めることが大切だといえます。