1 ホテル業の概況について
ホテル業界は、新型コロナウイルスの影響を大きく受けた業界の一つです。そうした中、新型コロナウイルスに基づく行動制限が緩和、解除されてからは一気に大きな需要の回復を得ています。
とりわけ、国外からの観光客需要の取り込みは大きく、ホテル、旅館の宿泊単価、稼働率の向上に大きく寄与しています。
反面、ホテル業を問わず日本を襲っている人手不足問題のため、思うほど稼働率を挙げられないケースも生じてしまっているのが実情です。
この人手不足問題は、一気に解決するという問題ではなく、むしろ現状のままであれば日本国内の労働人口は減少の一途を辿ることが明らかな問題です。
そのため、早め早めに策を講じないことには今後、ホテル業を継続することすら容易でない状況に陥る可能性が否定しきれません。
2 ホテル業の特徴について
ホテル業は、観光客やビジネス客の動向に応じて、景気の変動に応じて大きな影響を受けやすい事業という特徴があります。また、自社で多数の不動産を保有していることから、その管理上の問題も事業計画上、考慮しなくてはなりません。当然、事業を行うためには多数の労働者を雇うこととなり、労務問題も生じやすいという特徴があります。
3 ホテル業において発生しやすい法的トラブル
こうしたホテル業の特徴からは以下のような法律問題が潜在化しているといえます。
①不動産の管理上の問題
②労務問題
4 ホテル業特有の法的問題への弁護士による対応
ホテル業に対しては、労務問題を中心に、顧問弁護士が日々生じるトラブルに相談助言が可能です。
ホテル業に対して、顧問弁護士によることなくスポットでの相談や依頼も可能です。
5 弁護士に依頼するメリット
以上のようなホテル業の問題に照らし、必要な助言や対応をその都度とるために、ホテル業の顧問契約の経験のある当事務所にご依頼頂くことは安心して事業を継続するために非常に有効だといえます。
6 まずは弁護士にご相談ください
以上のような各種問題にお悩みの企業様は、これらの問題に詳しい当事務所へぜひご相談ください。
この記事を書いた弁護士
代表弁護士 呉 裕麻(おー ゆうま)
出身:東京 出身大学:早稲田大学
労使問題を始めとして、契約書の作成やチェック、債権回収、著作権管理、クレーマー対応、誹謗中傷対策などについて、使用者側の立場から具体的な助言や対応が可能。
常に冷静で迅速、的確なアドバイスが評判。
信条は、「心は熱く、仕事はクールに。」
執筆者:弁護士 呉裕麻(おー ゆうま)
1979年 東京都生まれ
2002年 早稲田大学法学部卒業
2006年 司法試験合格
2008年 岡山弁護士会に登録
2013年 岡山県倉敷市に岡山中庄架け橋法律事務所開所
2015年 弁護士法人に組織変更
2022年 弁護士法人岡山香川架け橋法律事務所に商号変更
2022年 香川県高松市に香川オフィスを開所