うつ病などを含む精神疾患を理由とした公立学校の教職員の病気休職者数が初めて7000人を超えたとのことです。
これは令和5年度の文部科学省の調査結果によるものです。
令和5年度公立学校教職員の人事行政状況調査について:文部科学省
病気休職の原因は主に
①生徒指導に関すること
②職場の人間関係のこと
③学校運営などに関すること
とのことです。
教職員は、その増員が大きく叫ばれています。また教職員の働き方改革もその前提として必須の課題です。ところが、教職員の労働現場は劣悪だとして成り手が減少し続けています。そうした中でこのような病気休職者増加のニュースに触れると、負の連鎖に陥っていると感じざるを得ません。
とはいえ、どこかでこの負の連鎖を断ち切らないことには子どもたちに対する身のある教育は実現できません。